namtoknaam’s blog

社会的実践家の仏教説法家スパワン師の本を読み解いていきます

2019-01-18から1日間の記事一覧

その15-ブッダの一握りの木の葉 ―ブッダの核となる教えとは

スパワン師の原著 15 第三章 涅槃はどこにあるのか 子供の頃、私は、涅槃というのは天女と神々で満ちた美しい天国を想像したところで、私達のような一般の人が行き着けないところであるという言葉を聞きました。何故なら、あまりにも遠く、ブッダや非常に経…

その14-ブッダの一握りの木の葉 ―ブッダの核となる教えとは

スパワン師の原著 14 もしブッダの発見した真理を理解しなかったら、私達は、たとえ世界中の学位を取ったとしても、真理の何も理解する日はないでしょう。何故なら、世界のあらゆる事を知ることは、いくら素晴らしくても、すべては人生の牢獄の壁の中で生じ…

その13-ブッダの一握りの木の葉 ―ブッダの核となる教えとは

スパワン師の原著 13 もし、ブッダが説法を行う決断をした大きな慈悲がなければ、輪廻の中に彷徨う私達の人生は、さらに何十万年も暗闇の中にいたに違いありません。それを考えると大変恐ろしいです。何故なら、今後、あまりに長く耐えねばならないからです…

その12-ブッダの一握りの木の葉 ―ブッダの核となる教えとは

スパワン師の原著 12 しかし、間違っていません。何故なら、これは、言わば、森で迷った男が不死の甘露(アムリタ)の池を見つけたという「結果」が最初に来た男の経験だからです。もし、元々「虎」ではなかったという真理を探求する最初の人がいなかったら…

その11-ブッダの一握りの木の葉 ―ブッダの核となる教えとは

スパワン師の原著 11 物事の両極端は正しくない、すなわち、苦行や必要以上に食べることは不適切であると。これは、涅槃がどの方角にあるかを前もって方角を言っているのと等しいことでした。続けて、正しい行為は中道を歩まなければならないと述べました。…