namtoknaam’s blog

社会的実践家の仏教説法家スパワン師の本を読み解いていきます

その5-ブッダの一握りの木の葉 ―ブッダの核となる教えとは

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スパワン師の原著

 

これから、タイの仏教説法家のスパワン・クリーン師の上記の仏教の本を少しずつ訳していきたいと思います。なお、翻訳の許可はスパワン師からいただいています。

 

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話を聞いて道理を理解し、北に進む入り口で私を待つ選択をしたなら、自ずから、普通の人(衆生)から覚者への道を進むことを意味しています。自分自身の考えと気分によって行動する傾向のある衆生のように人生を送ることをしなくなることを意味します。衆生の原意は、欲望(煩悩)に即して行動することです。「虎」のように動物のように人生を送ることです。自分自身、覚者になることを選択するということは、新しい人生を送る方向に変わることです。私がこの著書や別の著書、特に「人生マニュアル」、「モラル」、「人生マニュアルとブッダの真理」などで示した道に沿った考え方を、始める必要がありますし、著書で示した考え方に即して考える努力が必要です。そうすることで、あなたの人生が変わっていくのを実感し始めるでしょう。欲望(煩悩)に即して行動しなくなるのです。これこそ、人生の牢獄から出る出発点となるのです。